ゲーム会社 ゲーム解説&考察

ユリゲラーとユンゲラーの裁判の歴史まとめ!1999年~2023年まで

 

「ユンゲラーって昔訴えられてたってマジ?」

 

A:はい、マジです。

 

超能力者であるユリ・ゲラー氏に裁判を起こされてた歴史があるんですよ。

そのせいでゲームやアニメ、各メディアでかわいそうな扱いを受け続けてきたユンゲラー…

でも最近この騒動がひと段落したということでその歴史を改めてまとめてみました!

解説ポイントまとめ

  • 最初の裁判は1999年
  • 各地で数億ドルレベルの訴訟を起こす予定だった
  • 子供からの熱意に負けて和解

この辺りがポイント。

あなたがもしフーディンに進化させられなくてユンゲラーを使っていたなら必修科目ですよ!

ユリゲラーとユンゲラー裁判の歴史【1999年~】

ということで任天堂とユリゲラーとのバチバチの歴史を辿っていきます。

裁判の歴史

  • 訴訟1回目:1999年イギリスにて
  • 訴訟2回目:2001年アメリカにて
  • 日本で裁判は起こされてない?

結論としてはこんな感じ。

意外と訴訟自体は2回しか起こされてないんですよね。

ただ内容というか賠償金の金額はちょっと桁が違うものでした…

訴訟1回目:1999年イギリスにて

まず1回目はイギリスで起こされた1999年の訴訟。

訴訟の理由は名誉棄損です。

「スプーン曲げのイメージを下げられた!

悪役キャラにされてイメージダウンだ!」

ということで6000万ポンド、当時の為替で100億円以上の莫大な賠償金を請求したんです。

日本では「ユンゲラー」と呼ばれ、グッドユンゲラーとイービルユンゲラーの2つのバージョンがあります。

コチラより引用

この訴訟内容を見ると分かるんですが実はゲームそのものに対しての裁判じゃないんですよ。

この悪いユンゲラーのカードに対しての訴訟だったんですね。

他にも頭の星がナチを連想するとかなんとか色んな理由があったとのこと。

ただこの訴訟に関しては結果の報告がないのでどうなったかは不明。

どこを調べても結果の記述がないので訴訟の報告をしただけor取り下げた感じでしょうか…?

訴訟2回目:2001年アメリカにて

ただ2回目の訴訟となる2001年のものはしっかり裁判にまで発展しています。

次はイギリスじゃなくてアメリカロサンゼルスのカリフォルニア裁判所に訴え。

今度も1億ドル(日本円で100億円)という凄まじい額の訴訟になってます。

ただこの訴訟は…

却下されちゃったんですね。

理由はユリゲラーがイギリス人でカリフォルニア裁判所の管轄外だから、というもの。

ただこれにめげずこの後2年間にわたってアメリカで訴訟を継続。

2001年から2003年までの2年間継続したものの、

アメリカでの商標法を適用するには日本での商標法において商標権が侵害されていることを立証する必要がある

コチラより引用

ということで結局裁判は負けということになりました。

日本で裁判は起こされてない?

となると日本でまずは訴訟して裁判に勝つというのが先決なんですがそれはしてないみたいなんですよ。

ゲラー氏は1999年、ガーディアンに対し、日本で任天堂を訴え、弁護士の北村洋一氏が訴訟を準備していると語った。

コチラより引用

こういう話はあるんですが実際訴訟を起こした証拠は残っていません。

ということで肝心の日本ではとくに裁判も訴訟の無かった可能性が高いわけです。

となると裁判でバチバチやってるイメージがある両者ですが実際に行ったのは1回だけ、ということになります。

一応ユリゲラー自体、

「世界各国で訴訟を起こす準備はある」

と語っていたんですが思いのほか勝訴が難しいということで心が折れたように見えます。

ただこの訴訟があったことで、

訴訟の弊害

  • 本編では人物をモデルにしたポケモンは作られなくなった
  • ユンゲラーのカードは発売せず
  • アニメではユンゲラーの登場が一部カット

という今後の展開において軽い縛りが発生することに。

そりゃ任天堂としても相手がやる気満々の雰囲気出してる以上下手に手は出しにくいですよねw

ユンゲラーカード解禁までの歴史【2020年~】

ただ最近実はこの長きにわたるやり取りに光明が見えてきたのをご存じでしょうか。

なんとあのユリゲラーが任天堂側に歩み寄ってたんですね!

和解の流れ

  • 2020年:カードの発行禁止を取り下げ
  • 2020年12月:ポケモン側から和解に向けての歩み寄り
  • 2023年1月:カード発売をリーク
  • 2023年6月:ユンゲラーのカード再登場

その流れとしてはこんな感じ。

2020年ということで最初の訴訟から丸20年ですよ。

20年経ってから和解に進むのもすごいですがそれまでユンゲラーをハブッていた任天堂もすごいですね…

2020年:カードの発行禁止を取り下げ

まず2020年11月、突如としてユリゲラーがカードの発行禁止を取り下げました。

翻訳:

20年前のことを心から反省しています。子供も大人も......私は解禁します。私の #カダブラ #ポケモンカード を復活させるのは、あとは #任天堂 にかかっています。
きっと今、最もレアなカードのひとつになることでしょう!みんなにたくさんのエネルギーと愛を!

なんとソースは本人のツイッターから。

これらの裁判、訴訟を反省してもうユンゲラーのカードに対して文句を言わないと決意表明したんです。

そして復活しないかは任天堂の判断にかかっているということも。

心変わりのきっかけはこの段階では謎ですがいいね数などを見るにかなり注目は浴びた様子です。

ということでこの日をもってユリゲラーとユンゲラーのトラブルは一応解決したということになりますね!

2020年12月:ポケモン側から和解に向けての歩み寄り

そしてユリゲラーが声明を発表した次の月、早くも任天堂からかゆみ寄りが行われていたんです。

それがゲームフリーク社長の石原氏から送られた手紙。

⇒コチラより引用

自身の博物館に飾られてるとのこと。

ユリゲラー氏が声明を出したのが11月29日、そして手紙が送られたのが12月。

ということでめちゃくちゃスピード感のある行動でさすが任天堂という感じですね。

そしてこの手紙が送られたことでさらに和解の空気感は確実なものになっていきます。

2023年1月:カード発売をリーク

そんな出来事から約2年後の2023年1月。

また突如として本人のツイッターから衝撃の事実が伝えられます。

6月16日にユンゲラーのカードが登場することをお知らせしたんですね!

やっと完全解決だ!

 

 

…ということなんですが実はこれは公式の発表前。

いわゆるリーク行動で任天堂が厳しく取り締まっている違反行為なんですがやっちゃってます。

これにより任天堂がブチギレ、またもや発売は取り消しに…

ということにはさすがになりませんでした。(よかった…)

しかし訴訟も負け続けて自主規制で販売を控え、さらに仁義を通して手紙まで書いた任天堂になんと不義理な行動。

 

 

あんたいい加減似せなあかんよ

 

 

なんというか超能力者なのに色々本能で動いてる人なのかもしれない。

2023年6月:ユンゲラーのカード再登場…か

ということで今年、2023年6月発売の「Pokemon Card 151」というパックで復活が濃厚。

これで発売すれば長らく続いた文字通りの「けつばん」がなくなります。

ただこの記事を書いてる時点ではパッケージも収録カードも発表されてないので確定かどうかは不明。

最近は転売屋も多いので欲しい人は早めの予約やチェックが必須になりそうです。

【まとめ】ユリゲラーとユンゲラーの裁判は2020年に解決済み!

解説ポイントまとめ

訴訟・裁判の歴史

  • 訴訟1回目:1999年イギリスにて⇒結果不明
  • 訴訟2回目:2001年アメリカにて⇒訴訟却下
  • 日本で裁判は起こされてない

和解までの歴史

  • 2020年11月:カードの発行禁止を取り下げ
  • 2020年12月:ポケモン側から和解に向けて手紙で歩み寄り
  • 2023年1月:カード発売をリーク
  • 2023年6月:ユンゲラーのカード再登場(予定)

ここまでをまとめるとこうなります。

長らく続いた歴史がもうすぐ終わりを告げようとしてるということでとりあえずはよかったですねw

ちなみに和解に向けて動き始めた要因は孫娘とのこと。

 I saw my granddaughters and I thought ‘Come on, you gotta release the Pokemon card back into circulation again.’

翻訳:孫娘たちを見て、『いい加減、ポケモンカードを再び流通させろよ』と思ったんです。

⇒コチラより引用

若気の至りで訴訟をしてその後引くに引けなくなった感じでしょうかね。

ポケモン側もこれをきっかけに実際の人物モデルのポケモンを復活させてほしいなーなんて思ったり。

なんか面白そうな人物いっぱいいますよねw

とにかく大きなトラブルが一つ解決してよかったなというお話でした!

-ゲーム会社, ゲーム解説&考察
-, ,